この間は何故かヒロ君の話が、養老孟司著「死の壁」に変って
しまいましたが、さらに読んでいくと、養老先生らしい独特の言
い回しで(テレビに出演されている時の感じで、お分かり頂ける
と思いますが)、
大学紛争は就職活動(インターンは学生でもなく医者でもない、
大学側に待遇改善の要求・・)
軍国主義者は戦争を知らない(戦争に外交の手段という側面は
存在している。外交が抜け落ちて、政治の一手段だったはずの
戦争が、目的になってしまい、勝っていくうちに引き際が分から
なくなった・・)
エリートは加害者(エリート、人の上に立つ立場の人というのは、
常に民衆を犠牲にしうる立場にいるのだ・・)
解剖は誰がやったか(杉田玄白ではない。被差別民が・・)
死の恐怖は存在しない(口は何処にあるのか、唇も舌も存在して
いるが口は実体がない。自分の死も実体がない。少なくとも今の
自分が考えても意味がないと・・)
安楽死のこと等々、興味深い話が続き、あとがきに「自分の中に
溜まっていたものは、ほとんどすべて吐き出したと思います。」と
あり、「いいたいことがあるということは、まだ文句がいいたいとい
うことでもありますからね、文句がなくなりました。」で締めくくって
いる。
羨ましい境地![]()
実は、佐伯泰英著「居眠り磐音 江戸双紙」の第23巻が発売に
なっているのに、忙しくて買いに行けず、睡眠薬がわり(^^;)に
手 に取ったのが何故か「死の壁」、著者曰くこの本は「人間科学」
を もっとやさしくしたもの、ということなので、また養老さんの世界
に 入ります。(数年前に読んだかも?難しくて覚えてないのか途
中 で止めたのか(-_-)zzz
'04に書かれた本ですが、「バカの壁」と「死の壁」虫の音を聞きな
がら秋の夜長に読まれては?目から鱗、人生観が変るかも・・・
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